2020年 2月27日
コロナの影響で軒並みイベント中止、政府からも「要望」が出ています。
おそらくかなりの数のアーティストが配信ライブに切り替えるでしょう。
そして「無料」を選択すると思います。
しかし、それではダメです。
なぜかと言うと、今のタイミングで無料でやってしまうと、それがスタンダードになってしまうからです。
そうすると未来的に有料で配信ライブを行うハードルが高くなってしまう。
公演中止に対する申し訳ない気持ちや、ライブの代替えだからと無料を選ぶのはすごくよくわかる、しかし絶対にそれが自分たちの首を絞めることになる。
ネットが普及してきた過程で、音源の価値が下がったのは経験してきているはず。
その諸悪の根源は「違法の無料サイトで聴けてしまったこと」だ。
音楽にはお金を払わなくていいって残念な風潮が生まれてしまった。
これを防げなかった音楽業界の話はここではしないけど、対策はできたはず。
おかげで現在の音源の値段が上げれないことを忘れてはいけない。
収益がなければどんな素晴らしい曲や演奏も、続けることはできない。
だから「演奏を観覧するにはお金が必要、それが配信であっても価値は変わらない」
これを死守するべきだ。
自分たちの価値を下げてはいけない、いや、当たり前の場所に留めなければいけない。
コミュニーケーションとしての配信は無料でいいかもしれない。プロモーションとして無料で行う判断をするタイミングもあると思う
しかし
配信ライブは無料が当たり前
これは避けなければいけない、すぐ近くまで迫っている大きな危機だと感じています。
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