セルフレビュー「HONEY2」

2022年1月8日

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この曲はBRAND NEW PARTYで作った曲で、アサキユメミシとNOT THE ANSWERって曲と一緒に録音しました。

 

歌詞にもそのまんま出てきますが、ラブソングです。

 

 

20代前半の、まだ知らない事だらけなのに自分が世界の真ん中にいるような、そんな雰囲気が収められています。

 

このHONEY2もアサキユメミシもそうなんですが、リテイクしてもこの音源を越えれるとは思いません。

 

今の方が現場を重ねて技術も表現力も上がってる自負はありますが、そうゆう問題ではないのです。

 

聴きやすいものを作れるとは思うのですが、きっと何かが薄まってしまうと思います。

 

全てがそうではないのですが、特にこの2曲はそんな曲です。

 

 

少し純粋な話になりますが

 

誰かを好きになったり、愛したりした経験は生きる上での宝です。

 

未来的に関係や自分自身が変わってしまったとしても、確かに自分はそこにいて思い悩み生きていたのです。

 

たくさんの出会いの中で、一緒にいてくれる人はその時の自分を写した鏡でもあります。

 

年代とともにある愛や恋の価値観の変化はありますが、それを切り取ってくれる音楽ってものは素晴らしいと思います。

 

この曲を聴いた時に思い浮かんだ顔がたとえ過去の風景だとしても、その思い出を大切にしてあげてください。

 

 

楽曲の話をしますが

 

タイトルに「2」が付いています。

 

知ってくれている方もいると思いますが、「HONEY」って曲が先に存在してます。

 

 

これは元々伊勢でやっていたバンド「Mr.coffee」で作った曲なのですが、DONUT MANでも演奏していました。

 

DONUT MANの「REACH YOU」ってミニアルバムに収録されてるので、興味がある方は聴いてみてください。

 

アレンジ面でも「HONEY」と「HONEY2」は同じ手法や崩し方を意識して使ってたりもします。

 

 

ふと思います。

 

この曲やアサキユメミシを作った頃と自分がどれくらい変わったのだろうか

 

どれくらい進んでこれたのか。

 

でも思い返すと全てが昨日の事の様です。

 

カッコよくいようとか、ズルくならなきゃとか思いながら生きてきましたが、人間の根っこなんて変わりようがないのかもしれませんね。

→ ShunpのCD