2020年 8月24日
陶芸家の人が、焼き上がった自分の作品を手に取って「違う!これじゃない!」と叩き割るのは、漫画やコントの中だけかもしれない。
しかし、製作をしてるとその気持ちがよくわかる。
今「Shunpのアコースティック」ってCDを作ってるんですが、まさに皿が割りたい状態。
いざアコギを録音してみて、これはこれでいいんだけども、正解なんだけども
突き抜けたものが足りないのだ。
一生突き抜けたままじゃなくてもいいから、今この瞬間だけでも突き抜けたいのだ。
俺のギターは今日も最高
しかし、まだいけると言うてくるのだ。
効率や商売を考えれば、このまま売ればいいと思う。
夢中で出来上がったものには、それ固有の価値もある。
しかし、まだいけると言うてくるのだ。
はっきり言って、めんどくさい。
やってみて今以上のものが出来るかなんてわからないし、スタジオに行ってセッティングしてとか単純に時間もかかる。
ミックス作業や、下手したらリズムトラックまでも組み直しだ。
めんどくさいめんどくさい。
しかし
大事なことはいつもめんどくさいのだ。
ってわけでちょっと皿を割ってきます。
> 次のブログ
< 前のブログ
バンドマン / ギタリスト シンガーソングライター / アレンジャー / WEBデザイナー / プロデューサー
SKY MUSIC 代表取締役
OUTPUT-WEB 代表
NICOTINE(ex) / MUSCLE ATTACK / THE ALT / 逆EDGE / マッパチバンド / ニーコマン / and more