2020年 3月31日
当然とも言えますが、配信ライブはすごい数で増えてます。
ファンへのサービスでもあり、自分たちを主張する場所でもあり、収益を夢見れる場所です。
YouTubeライブ、17、showroom、ツイキャス など各配信サービスで行っていると思います。
新規の配信サービスもこれから増えるでしょうが、すでに名が知れてマウントを取っている、つまり現時点でアクティブユーザーの数が多いサービスが勝ち残る可能性が高いです。
やってみて肌で感じた方も多いと思いますが
活動を支えるレベルでの収益化は、かなり難しいはずです。
それ以前に、収益を得るまでの条件の厳しさを感じたと思います。
先に言うておきますが、バンドがお金を生み出せないと、ライブハウスは存続できません。
例えば投げ銭システム
これは配信者が100%受け取れるものではないですよね?
収益の時期
配信をした当日に受け取れるものではないですよね?
今は希望を持ってテスト&エラーを繰り返すべき時期なのはもちろん承知しておりますが
配信を行ってる演者の収益を1円でも上げる方法
これを頭の片隅に置いておいて欲しいのです。
現時点のシステムで、配信ライブで一番儲かる、潤うのはバンドでもライブハウスでもありません。
配信できる場所を提供してるプラットホームです。
もちろんそれに対する批判をしたいわけではないです。サービス提供の位置としては当たり前のことです。
しかし、バンドがこれを「当たり前」ってだけで何も考えずに受け入れるのは違うと思います。
どこかに必ずヒントがあるはずです。
経験で得た知識を共有するべきです。
僕はツイキャスではなく、Twitterライブを18日間連続で、毎日1時間以上を目安にやってみてます。
これ単体では、ハッキリ言って収益にはなりません。投げ銭のシステムもありません。珍しさや話題性も足りないと感じます。
しかしリスナーの方との時間はそれ以上の価値をこの先、生み出してくれると感じています。きっと僕が何かやる時の力になってくれると断言できます。
僕の現在の知名度、影響力はさほど大きくありません。
誤解を恐れずに書くと、現時点で投げ銭を受け取れたとしても、活動経費と言えるものを集めるのは難しいと感じます。
極端に言うとひとりの方が100万円投げ銭をしてくれたとしても、です。
100万円を受け取るのと、100万円の投げ銭をもらうのは、まったく別です。その理由は先程書いた通り、システム上どこが一番儲かるかって話です。
配信ライブの文化が当たり前になると、このあたりが麻痺していくかと危惧しています。
実のところ「投げ銭をしたい!」と言ってくれてる方もいます。
こちらからの礼儀として、そのお金をしっかりと活動に活かせる方法を探すこと、これをまだ諦めきれません。
Twitterライブの良いところは、投げ銭にコミュニケーションを支配されないところです。
良くないところは、逆に単体での収益化ができないことと、単体での配信の情報拡散を苦手とするところです。これは多くの人がTwitterライブを見る習慣が出来上がってないことに付随します。
どうか配信ライブをする皆さん、頭の隅にリスナーから投げられたものを最大限に受け取れる方法、これを置いてトライしてください。
それが結果として、ライブハウスと音楽シーンを助ける一手に繋がります。
> 次のブログ
< 前のブログ
バンドマン / ギタリスト シンガーソングライター / アレンジャー / WEBデザイナー / プロデューサー
SKY MUSIC 代表取締役
OUTPUT-WEB 代表
NICOTINE(ex) / MUSCLE ATTACK / THE ALT / 逆EDGE / マッパチバンド / ニーコマン / and more