ティーンエイジャーの小さな暴走

2020年 3月19日

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盗んだバイクで走りだせって話ではありません 笑。

 

なんか不自由になると自由を思い出すもの。

 

自分が10代の頃の話をふと思い出してました。

 

 

確かあれはまだ俺が高校生の頃

 

地元のバンドが集まって力を合わせて、開催したライブがありまして

 

そのライブってのが僕のリアル地元、三重県伊勢市を流れる一級河川、宮川でライブをするってものでした。

 

川と言っても、自然満載のキャンプ場ではなく、街の中に架かる大きな橋、度会橋(わたらいばし)のすぐ下のにある広場みたいなとこです。

 

春になると川沿い一面に桜が咲いて、屋台も出たりするのでとても楽しいその場所で、あれは何月だったか…騒々しいパンクロックが流れた日がありました。

 

スピーカーも何もないただの広場なので、そこに機材を運んだり、地元のイベント設営会社さんに協力してもらったりしながら開催した記憶があります。

 

 

後日自分が加入することになるDONUT MANや、とても好きなバンドMELT LEEなどが出てたそのイベントで、僕はMr.coffeeってバンドでSTRUNG OUTやFACE TO FACEなどのコピーをやってました。

 

で、実家にはまだおそらくその時の写真が残ってるんじゃないかと思うんですが

 

その時のステージ衣装は真っ白なTシャツ、そこに何を思ったのか自分のポケベルの番号をマジックで書いてライブしてました。

 

アホです。

 

アホですが正直な生き物です。

 

 

そして愛すべき阿呆です。

 

 

そのイベントや、その衣装が世の中には与える影響なんて、蝶々の羽ばたきにも満たないのでしょう。

 

しかし、10代のその記憶が、今の自分を作ってることに間違いはありません。

 

今ね、同じことができるかって言われたらきっと出来ないし、いろんな意味で様にならないと思います。

 

10代だからこそ、似合っていた行動なんだと思います。

 

あっと言う間に大人になるぞ！って10代の子に言ってもなんの意味もないことは知ってます。

 

 

伝えたいことは

 

おもしろいと感じたことはすり傷作ってでもやっておけ。そして治せない傷は負うな、です。

 

ライブ終わってからポケベルに誰かから連絡来たか気になるでしょ？

 

その答えこそが、「やった本人だけが知るおもしろいこと」ってわけです。

 

 

ちなみにまた別の日に、若者たちは焼肉食べ放題のお店でライブができないかと動き出します。

 

その話はいつかまた。