配信が流行るから、アコースティックに強くなれ!

2020年 3月3日


理由は簡単です。

 

アコースティックセットの方が音とセッティングがシンプルだからです。

 

アコギと歌だけでも成立する。ピアノとカホンだけでも表現は可能。つまり集まれないメンバーがいても配信ができる。

 

カホンとキーボード、ベースを全部入れてもスタジオから配信できる。過去にやったこともあるけど、特に不自由はなかった。

 

 

それに対してバンドセットでの配信にはひとつ大きな問題があります。

 

集音の問題です。

 

歪んだギター、でかいドラム、ローがドカーンとしてるベース

 

機材を揃えない限り、iPhoneやスマホのマイクでの配信になると思います。

 

バンドセットの音をまともな状態でひとつのマイクに集音させるのは、実はかなり難しい。

 

ライブハウスでやるにしても、特に設備がなければある程度の実験が必要になると思います。

 

特にスタジオの場合、ギターアンプやバスドラに毎回マイク立てて、パーテション作ってボーカルは別室で…

 

各パートの音を変えるたびにスマホを固定してある場所で確認して、テスト録画を繰り返して…

 

なんてずっとはできないでしょ?

 

やったとしてもスタジオの時間も集中力も限られてるから、いつかどこかで手抜きになる。

 

さらに配信を見てる人が「なんか演奏してるけど何やってるかわからない…」ってなったらまさに本末転倒。

 

特に初見の人が混ざる可能性の高い配信からすると、これは致命傷。

 

でかい会場で回線まで管理してくれるスタッフがいる場所からバンド配信と

 

スタジオで自分たちだけでバンド配信

 

これはまったく別物です。

 

やったことある人ならわかると思うけど、ドラムセットだけでも生音でスマホ等のマイクに拾わせるの、すげぇ大変でしょ?

 

 

スタジオでのアコースティックセットの場合、ベースはアンプ生音だとして、歌もアコギもキーボードも同じモニターから出てるので管理がしやすい。

 

ミキサーのEQでローを削ってやれば歌も聞こえやすい。

 

スタジオでどんだけローを鳴らしても、スマホのスピーカーかはそれはほぼ再生されてないしね。

 

 

ただひとつだけアコースティックセットにも棘はある。

 

 

それは、演奏力等が剥き出しで伝わるってこと…

 

レコーディングでエディットしまくったバンドはバレるから無理はしちゃダメ…

 

 

ちなみに俺にとってはなんの問題もないんで、アコースティック配信もまたやろうと思ってまーす。

 

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